投資信託選びの大鉄則は、
「販売(購入)手数料」と
「信託報酬」の安いファンドを選ぶことです。
販売手数料が無料(
ノーロード)の投資信託も数個存在しています。敢えて、販売手数料が無料のもの以外のものを購入しようという方は、なぜそれを選択するのかよく考えてみて下さい。同じファンドでも、販売会社ごとに
販売手数料が異なるという場合も多いですので、できるだけ安い所を見つけてましょう。
また、
信託報酬は、その額その額を、毎年引かれるわけですから、1%から3%という額は、かなり大きいです。(1%でも10年保有し続けるとすると、10%になります)。
たとえば、
「(野村)グローバルREITオープン」は年率
1.4175%(税抜1.35%)
「DIAM ワールド・リート・インカム(毎月決算)」は年率
1.659%(税抜1.58%)にものぼっています。
一方で信託報酬が1%未満のファンドも存在します。
当サイトでは、
主要ファンドの手数料・信託報酬額を一覧表にしております。
ご参考にして下さい。
グローバルな形でREITに投資するファンドには、多くの種類があります。
その中では、既に
このページ(国別配分比率)に表の形で書いていますように、
どの国のREITにどれだけ投資するのかという、国別の配分割合はかなりまちまちです。
この表を見てもらえば分かりますように「アメリカREIT」にかなりの割合投資するファンドもあれば、ほどよく各国に分散しているファンドもあります。自分なりに、どういった配分の仕方が適切だろうかと考えてみてください。
たとえば、投資対象とする
地域を分散してリスクを低くするという観点を重視すると、やはり出来るだけ
多くの国のREITに投資先が散らばっていた方がいいといえます。
逆に、アメリカのREITというのは、他の国より長い歴史があり、しかも経済大国なので、他の国のREITよりも信用できるかも...と考える方は
アメリカのREITが多めに含まれているのを買うという判断がありうるかもしれません。
そこは、自分の好みになってくると思います。
下記の本を読んで、投資信託について勉強してみてください。
・「
30代からはじめる投資信託選びでいちばん知りたいこと」
・「
半値になっても儲かる『つみたて投資』」
・「
投資信託にだまされるな!」
良書を集めてみました。
まずは、じっくり読書してみてください。
信託購入後は、
週次レポートとか
運用報告書とかを必ずチェックしましょう。
海外REITの情報は、
日本経済新聞のような新聞媒体にもなかなか相場の情報が出てきません。したがって、投資信託の週次レポートをしっかり読んだ方が、相場の情勢が分かるといったようなこともあります。
またそれぞれのファンドでは、また各国のREITの相場展開にしたがって国別構成比率を漸次的に変更している場合などもあり、そうした点についてのcheckもしてみると。
毎週、毎月チェックすることで、だんだん相場観が養われるかもしれませ(=分配金がいくら出たかという点だけにとらわれることなく、レポートに載っているいろいろな情報を読んでみてください)。
自分の保有しているファンドのレポートがあまり情報量が多くない場合は、あわせて他のファンドのレポートもチェックすることも有益です。