世界のリート(不動産投資信託)を始めるリンク集

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ウォーターファンドに今興味深々です。

1.REIT投信と関係のないネタですいませんが

 さいきん、いわゆる「ウォーターファンド」に興味を持っています。これは世界の水関連企業の株式を中心として投資するという異色のファンドです。
 つまり、以下はREIT投信と関係のない話です。しかも多分、投資戦略としての経済合理性も余りないというか、他人様に、このファンドを持てばいいのでは!、と説得できるだけのものを持っていません。
 ただ単に、いま個人的に「面白いなぁ」と興味を持っているのが、この分野の投資信託なのです。
 こういうテーマ型の投資信託は、信託報酬がけっこう高くて、海外株式のインデックスファンドを買うのに比べて、決して長期的に考えて有利ではないと考えるのがふつうかもしれません。
 しかしなんだか魅かれてしまうのです。ただそれだけです。別に、真剣にこうしたファンドを資産の中心に組み入れようとしているわけではないですが、ちょっと調べてみて、ほんの少しポートフォリオに組み入れてみようかなと思ったしだいです。

2.具体的には、どんな投資信託があるか

 (1)まず、野村アセットマネジメントから出ているワールド・ウォーター・ファンド Bコースがあります。このファンドは信託設定日が2004年3月26日で、たぶんこのジャンルでのいちばん最初のファンドなのだろうと思います。現在の純資産額が1000億円弱なのです。
 なんと、このファンド、2007年5月24日以降、募集停止になっちゃってます。野村アセットマネジメントのサイトによりますと、「当ファンドの投資対象銘柄の株式市場における流動性等を総合的に勘案した結果、 運用資産の適正範囲を維持するため、資金の流入を当面見合わせる」ことになったと書いてあります。うーんたった1000億円の段階で募集停止ですかぁ。きっと、世界の水関連企業といっても、そんなに会社の数が多くなくて、あまり多額の資金を投資すると、このファンドの資金流入だけで、そうした各水関連会社の株価を不当に上昇させる要因になってしまったりするからでしょうかねえ。

 (2)更に次に、日興アセットマネジメントから出ているグローバル・ウォーター・ファンドです。このファンドは、信託設定日が2007年6月15日という、出来たばかりのファンドです。フィデリティ証券で、積立をする場合にはかなり購入手数料を安く抑えることが出来るということが一応特徴といえるかもしれません。このページを作成している段階(2007/07/14)では、まだマンスリーレポート等が出来ていないので、このファンドの内容を知ることが出来ません...。

 (3)最後に、三菱UFJ投信から出ているグローバル・エコ・ウォーター・ファンドがあります。これは信託設定日が2007年7月27日ということで、このページを作成している段階ではまだはじまっていません。
 (4)このほかに、たとえば「ドイチェ・アセット・マネジメント」が出している日興DWS・ニュー・リソース・ファンド(愛称 ライジング・トゥモロー)があります(下記の表にはこのファンドは掲載していません)。これは既に2000億円の純資産総額となっており規模は大きめです。3つのテーマ(水、農業、代替エネルギー)を同時にカバーする日本初(発売当時)のファンドとあるように、水だけに限定したファンドではないです。

3.比較表(随時内容を増やしていきます)

野村アセット ワールドウォーターファンド Bコース 日興am グローバルウォーターファンド 三菱UFJ グローバル・エコ・ウォーター・ファンド
愛称     ブルーゴールド
Yahoo!ファイナンスへのリンク 基準価額・チャート
ファンド概況
基準価額・チャート
ファンド概況
基準価額・チャート
ファンド概況
信託報酬 1.785% 1.666%(実質) 1.75%(実質)
償還日 2014/04/10 2017/06/15 2014/07/12
ファンド・オブ・ファンズ形式の内容 ファンド・オブ・ファンズ形式ではない。 ケイマン籍円建外国投資信託「SAM ウォーター ファンド」 アイルランド籍円建外国投資信託「KBCエコ・ウォーター・ファンド クラスA」
販売会社 野村證券 あおぞら銀行
滋賀銀行
ジョインベスト証券
フィデリティ証券
三菱UFJ証券
各ファンドの特徴 この種のファンドの中ではいちばん老舗。買い付け申し込みが一時停止状態になっている(=今は買うことが出来ない)。 フィデリティ証券では、ファンド積立「ステップbyステップ」を使うと、販売手数料1.05%以下(購入額による)の低額で購入可能 三菱UFJ証券のサイトのトップページにも掲載されていて、今後、同社の販売促進が予想される(私見)。

4.投資先研究

 ということで、いま上記3ファンドのうち、投資の報告書などが出ているのは、最古参の「ワールド・ウォーター・ファンド」だけです。ということで、これの月次レポート(ここからみれます)でも読んで、いったい水関連に投資するファンドというのは、どういう投資先を持っているのか研究してみることにしました
 レポートを読みますと、組み入れ上位銘柄には、
 ・(フランス)VEOLIA ENVIRONMENT (比率7.2%)
 ・(アメリカ)ITT CORP (比率5.4%)
 ・(フランス)SUEZ (比率4.5%)
などがあると書いてあります。
 といっても、もちろん、こうした業界のまったくのド素人の私には、そんな会社、聞いたこともありません。そのため、Googleで検索してみると、おぉ日本語のサイトがちゃんとあるじゃないですか!。
 まずヴェオリア・ウォーター・ジャパンのページが見つかりました。「水処理事業で世界をリードする運営会社」なんですって。でも、これ以上のことは、なかなか調べられません。正直、困ってしまいました。

5.ちょうど文献が見つかる!

 ちょうど、週刊ダイヤモンド 2007-07/21号に特集をやっていました。特集記事の総タイトルは「食卓危機 世界で買い負ける食糧と水」というものです。そしてその中に、(1)総論、(2)食料編、(3)水編の三つの記事がありました。
 そしてその(3)水編には、p.47-48には「一握りのグローバル企業が寡占/水の自由化・民営化が孕む問題」という見出しの記事がありました。その記事から(著作権的に違法にならない範囲で)引用しますと、
「あまり知られていないが、世界の水道ビジネスを支配しているのは、わずか3社である。フランスのスエズ、同じくヴェオリア・エンバイロンメント、そして英国のテムズ・ウォーター・ユーティリティーズ。彼らは「ウォーター・バロン」(水男爵)と呼ばれ、世界市場の70%を牛耳っている」
 と書いてありました。
そのほか、いろいろ記事に書いてありますが、興味のある方は書籍でお買い求め下さい。この記事を読んで、やっと水関連のグローバル企業が何をやっているか、掴めました。ヴェオリアっていう企業は日本でもいろいろビジネスしているんですねえ。
 結論的には、やっぱり法規制や政府との契約で守られた寡占ビジネスというのは、どういう業種の場合でも、利益が出やすいのかなぁと、思いました。
(※このページは、決してこうしたファンドが魅力的であるとか、ポートフォリオに加えるべきだと主張している訳ではありません。あくまでも、へー水関連ビジネスに特化したファンドって面白そうだなぁ、ちょっと勉強してみるか、という筆者の興味のみに由来する「まとめ記事」です。)
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08/03/01
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