世界のリート(不動産投資信託)を始めるリンク集

広告

          

マンスリーレポートの読み方。

生徒:今日は、マンスリーレポートの読み方を教えていただこうと思います。

先生:よろしくおねがいします。マンスリーレポートとは、各投資信託が各月に1回、そのファンドの現状の概況を知らせるために発行されているものです。ほとんどのファンドでは、インターネット上に公開されており、そのファンドの保有者だけでなく、非保有者でも見る事が出来ます。

生徒:ウィークリーレポートというのもありますよね。

先生:はい。その名の通り、週刊で発行されているのがウィークリーレポートです。こちらの場合は、各投資信託によって発行されているものとされていないものとがあると思います。

生徒:毎週チェックする必要があるんでしょうか?

先生:ふだんは、ウィークリーレポートを毎週必ずチェックすることまでは必要ないと思います。
 ただし、いわゆる世界同時株安のときのように、株式・為替・REITが大激変する時期というのが年に1、2回ありますよね。そういう時にはウィークリーレポートを参照して、自分の保有するファンドが大激変の影響をどのように受けているのかを、早めに確認しておくことは必要であるといえます。

生徒:毎月チェックする必要はあると...?

先生:そうですね。基準価額の動きだけをチェックしていては、いろいろ分からないことがありますので、月に1度ぐらいは、自分の保有するファンドのレポートをチェックしておくことは、必須といえるかもしれませんね。

生徒:インターネットではどこを見ればよいですか?

 たとえば「国際投資顧問」さん(グロソブ(グローバル・ソブリン・オープン)やワールド・リート・オープンを出している会社)の場合、同社のサイトの「ファンド情報」「ファンド一覧」のページにアクセスし、それぞれのファンドの「M」のマークが書かれたアイコンを見れば、閲覧することが出来ます。他のファンドも、各ファンドの個別のページにいけば見れるようになっているところが、ほとんどだと思われます。

生徒:読むべきポイントを教えていただけますか?

先生:ひとつは「ファンドマネージャーのコメント」の欄のように、それぞれのファンドの運営者側が文章の形で、そのファンドの投資先の情報を伝えてくれている欄は目を通しておく必要があると思います。特に、海外REITについては、新聞や雑誌などから手に入る情報が少ない分、こういうところから得られる情報は相対的に価値があるといえます。
 また、そこには、当該ファンドの「今後の運用方針」も書かれていたりします。

生徒:たしかにそこは重要そうですね...。他には何がありますか?

先生:あと、絶対チェックしておきたいのが、「基準価額(分配金再投資)」のグラフですね。分配金を受け取るコースにされている方や、再投資されている方、のどちらにしても、ついつい分配金を再投資したことを前提にしていないふつうの基準価額でファンドの騰落をチェックしてしまいがちです。
 しかし、当然のことながら、分配金が出るごとに基準価額がガクっと下がっているような、ジグザクのグラフでは、そのファンドの投資状況(成果)を正確に把握することが出来ません。かならず、分配金を再投資したことを前提として算出された形の折れ線グラフで、投資状況(成果)を把握することにするべきです。

生徒:他には何がありますか?

先生案外、目につかない箇所に掲載されていたりしますが、「基準価額の騰落要因」という欄を見ることもすごく大事です。特に、自分の所有しているファンドの基準価額の上昇が「投資先のREITの価格上昇」によるものなのか、それとも「為替の変動」によるものなのかは、きっちり把握しておく必要があると思います。
 たとえば「基準価額の騰落要因」として、(1)REIT -170、(2)為替 +172 とかかれていたりします。すると、このファンドの投資先のREITは価格をこの期間に大きく下げているにもかかわらず、それをたまたま円安でカバーしているということを意味します。もしそれが一時的な極端な円安であるならば、すぐにこうした為替の寄与はふっとんでしまって、基準価額が大きく下がってしまうことを意味します。
 このように、基準価額は、どのような要因によって、上がったり下がったりしたのかを、チェックしておきますと、「ぬか喜び」や「過度の不安」を避けることが出来ます。

生徒:まだ他には何がありますか?

先生:各レポートには、そのファンドの「国別配分比率」が掲げられています。そのレポートには、当月の数字しか掲載されていないので『推移』把握することが出来ないのですが、当サイトのこのページで(野村アセット)グローバルREITオープンについて記録しているように、毎月の国別配分比率の推移を記録してみると、いろいろ興味深いことが分かってくると思います。
 ただし、毎月毎月記録したとしても、そんなに「国別配分比率」は変動しないので、私のような物好きじゃない限り、毎月記録することまでは不要だと思います(笑)。時々チェックして、だいたいアメリカに何%、オーストラリアに何%投資しているのかを、把握しておくことで十分だと思います。




サイト内移動

lastupdate
07/08/14
テーマ別のサイトマップ