世界のリート(不動産投資信託)を始めるリンク集

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1.はじめに

(注意)この記事は、2007年頃に書いたものです。
 その後、気がつけば、じりじりと円高になってきましたね。
 本件記事は、その前に書いたものですが、今後の投資にも参考となると思われます。

あなたの投資信託の持ち方は将来の円高に対応できていますか?

1.円安が寄与して基準価額が上昇していることをまず理解(当然の話)

 ここ数年、ドル円は「やや円安」あるいは「横ばい」の傾向に、ユーロ円は「かなりの円安」の傾向で進んできています。
 もしあなたが数年前に、ある基準価額でヨーロッパ圏の株式・債券・REITなど投資する投資信託(ファンド)を買っていた場合を考えてみましょう。もしその数年前の買ったときの基準価額に比較して、現在の基準価額が上昇していたとしても、それは投資先の価格が上昇したこと「だけ」が寄与したのではなく、かならずユーロ円の円安が大きく寄与しています。絶対、それを忘れてはいけません。
 1ユーロ135円の時の昔にかった投資信託が、いま(1ユーロは160円を超えていますよね)、「基準価額が2割あがっている」としても、それはもっぱら円安ユーロ高が寄与してのものです。あるいは「買ったときと基準価額が同じで いま10000円になっているけど、合計で2000円ほどの分配金をもらった」という方も、それは円安ユーロ高の恩恵によって受けた利益です。
 1ユーロ135円だったのは、ついこの間の話です。ということは、まったく同じようなテンポで、1ユーロ135円に逆戻りすることがありえます。そのとき、あなたの持っているポートフォリオはどうなりますか?

2.為替変動のこわいところ〜希望的観測に注意

 為替変動のこわいところは「まったく平穏な動き」を見せているときと「一気に極端な動き」をしてしまう時があることです。たとえば、ここ数年で投資信託を用いた海外投資をはじめられたみなさんは、ドル円の為替というものは、時々極端な動きをするときがあるものの、だいたいは「1ドル110円から120円」の範囲で変動してきているという「現状」から、今後もこんな感じで変動するなじゃないのかなぁという「希望的観測」を持ってしまいがちです。
 しかし、あなたが「投資信託」を、「子供の教育資金」のためや「老後の生活費」のための資産設計のために用いようとしているのであれば、10-20年後の為替変動まで、視野に入れなければなりません?。ほんとうに、そうした2020年頃まで、1ドル110-120円台になっているという「観測」が出来ますか?
 私は、ひょっとしたら「1ドル80円になっているかもしれない」し、また「1ドル150円になっているかもしれない」と考えるのが極めて妥当だと思います。

3.バラで、それぞれのファンドを持つことのメリット

 そうしたことを踏まえると、いま保有している投資信託の持ち方(ポートフォリオ)で1ドル80円になったしまった時に「大損をこいてしまう」ことになるのか「それほど影響を受けない」ことになるのかは、極めて大事なことがわかるはずです。
 これが一般に「ポートフォリオ」にどれほど、海外モノをいれて、どれほど国内モノをいれるべきか、という議論です。(つづく)

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07/08/14
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