世界のリート(不動産投資信託)を始めるリンク集

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1.はじめに

(注意)この記事は、2007年1月か2月頃に書いたものです。
 いわゆるバランスファンドのような、複数のアセットクラスがまとまって詰めあわされているファンドは、買わないほうがいいのではないかという意見を書いたものです。
 もちろん異論もあると思います。バランスファンドには、リバランス作業を行わなくていいという長所が、あるからです。
 それに、この記事を書いた当時に比べると、コスト安く、購入を検討するに値する優秀なバランスファンドも登場するようになりました。

5万円持っているなら「財産3分法」のようなファンドは買わない

1.最近、「財産3分法」のようなファンドがはやっています。

 2006,2007年になって「財産3分法」のようなファンドが流行しています。多くの方がご存知だと思いますが「日興アセットマネジメント」の財産3分法ファンド(不動産・債券・株)毎月分配型」のような複数の投資先を持ち、それを一定の比率で組み合わせているファンド(いわゆるファンドオブファンズ)です。

 その中でも最も人気のあるこの「財産3分法」ファンドは、2007年4月現在の純資産高が 1兆3760億円近くと、ものすごく資金を集めているファンドです。その内訳は、当サイト内の主要な分散型ファンド一覧表にも書きましたが、J-REITが25%、海外債券に50%、日本株式(日経225に連動)に25%投資するという形になっています。このように分散投資しているため、どれか一つのセクターに投資するのに比べると、分散投資の効果を得ることが出来ます。また、資産の半分を日本株とJ-REITで保有するため、比較的円高による為替リスクを受けにくく、安定した投資になるということもできるでしょう。

2.5万円あればこれと同じポートフォリオを構成できる。

 しかし、なぜ私が、5万円持っているなら「財産3分法」のようなファンドは買わない、と書いたかというと、4万円あるいは5万円あれば、(1)J-REITに投資信託と、(2)日経平均に連動するインデックス型の日本株式の投資信託と、(3)海外債券に投資する投資信託とを、それぞれ別個に買うことが出来るからです。5万円だとあまり配分比率を適宜なものにすることは出来ませんが、50万円持っているならば、自分の好みにあった投資先配分にすることが可能だ、ともいえます。
 いわゆるバラで買うということです。果物で考えると、もし「時間あるいは手間」を惜しまないのであって、なおかつ「1000円」ぐらい所有している人であれば、「一人暮らし用のくだものの詰め合わせ」などは購入せず、1個1個、シナモノとお店を精査すれば、よい果物が入手できますよね。投資信託もだいたい同じことです。

 別個に買うということは、ノーロード(販売手数料が無料のもの)や、信託報酬が比較的安いものを、インターネット証券などを通じて探し出してくるということが出来ます。特に、日経平均に連動する投資信託などは、コストが比較的安いものを簡単に見つけ出すことが出来ると思います。

3.バラで、それぞれのファンドを持つことのメリット

 (このサイトの別のページにも書いてありますが)上記のように、3種類に分けてファンドを別個に買い付けておく(=バラ買いする)ことには、メリットの一つとして、換金するときに、それぞれのタイミングを見計らって売ることが出来る、という点が挙げられます。
 たとえば、日本株式はなんだか目いっぱい上昇してきたような気がするので早めに処分したいけれど、他の二つはまだ保有しておきたいなぁと思ったとき、バラで持っていれば自由に売ることが出来るのです。
 これに対して、ファンド・オブ・ファンズ形式の場合は、その形式上「まとめ買い」をして「まとめ売り」をすることしかできません。つまり、常に、まとまってしか売れないのです。
 では、なぜこういう、ある意味、不自由な商品が売れるのでしょうか?。その大きな理由は...と書こうと思いましたが、このページと同一の主張をより分かりやすく丁寧に書いていらっしゃる「消費者に良い投資信託を買おう」さんのバランス型投資信託(ハイブリッド型)は買いか?にすべて書かれておりますので、そちらに譲りたいと思います。


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lastupdate
07/12/17
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