世界のリート(不動産投資信託)を始めるリンク集

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1.はじめに

 このページでは、世界のリートを投資対象とする投資信託の メリットと注意点について記述しています。
 ご参考にしてください。

2.メリット

メリットその1---少額で投資を開始できること

 一般的に投資信託の魅力は、少額で投資できることにあります。
 これは株式や債券に投資する投資信託についてもあてはまることですが、世界のREITに投資する投資信託についても同様にあてはまります。たった1万円しか持っていない個人は、外国のREITを直接投資することは出来ませんが、投資信託(やETF)という手段を通じてならば購入し保有することが出来ます。

メリットその2--分散投資できること

 もう一つのメリットは分散投資できることにあります。
 海外REITに投資する投資信託は、だいたい50-150ぐらいのREIT銘柄を組み入れています。個人が直接にREIT自体を購入する場合はどうしてもそんな多数を保有することが出来ないですから、投資信託を活用することによって分散投資のメリットを得ることが出来ます。

メリットその3--手間がかからないこと

 3つ目はたいした手間がかからずに多くの国のREITに分散投資することが出来ることです。
 インターネットが発達した現在では日本株だけでなく、海外株も比較的アクセスが容易になりました。
 おそらくアメリカや香港のREIT自体を直接買い付けるのもそんなに困難ではないのでしょう(私はやったことありません)が、非常に知識と手間隙がかかります。その点、そうした面倒な手間をまったくせずに多くの海外のREITを保有することが出来るのが、投資信託を経由してREITに投資することのメリットとなります。


3.注意点

注意点その1--値動きの把握がしづらいこと

 この分野(世界のREIT)に投資する場合の、一つのしんどい事情は、なかなか日々の値動きの状況がニュースなどで入って流れていないということです。
 なにげなくテレビのニュースなどを見ていると、日経平均株価やTOPIXの値を初めとして、日本株の値動きは頻繁かつ丁寧に報道してくれています。そのため、何らの苦労することなく、その日の株式が上がったのか下がったのかという、相場の概況を知ることが出来ます。
 これに対して、テレビのニュースでは日本のREITについてすら、「今日の東証REIT指数の値動きは...」なんてことは教えてくれません。海外REITの値動きについては、マスコミでは(日々のニュースとしては)ほとんど報道がありません。またYahoo!Financeとか、日経新聞などを見ても、REITに関する情報はあまり多くは掲載されていません。
 そのため海外REITについては、投資対象の短期・中長期の値動きの予測が非常に立てにくいといえます。

注意点その2--高リスク--

 リートというのは、株式よりはリスクが低く、債券よりはリスクが高い商品だといわれています。したがって、最近の状況だけをみると、世界の債券に投資するファンド(たとえばグロソブ)に比べて分配金が多くリターンがいいです。ただし、その分だけ、長い目で見たときの、リスクもそれだけ覚悟しなければなりません。
 具体的にいうと、債券に投資するグローバルソブリンの場合、ここ数年は、基準価額が7800円から8200円の間を往復し、安定した基準価額を出しながら、分配金を安定して出しています(※なお、グロソブは、初期はこのような安定をしていませんでした)。こうした債券に投資するファンドに比べると、REITに投資するファンドは基準価額自体が大きく下落して元本を割る事態が生じる可能性が、相対的に高く存在するということには、注意が必要です。
 そのためにも、よくいわれているように、自分が株式・REIT・債券をどういった比率(パーセンテージ)で保有するか、といったことが重要になってきます。
 決して、自己の財産を海外RETIだけに投資するのではなく、株式、債券を含めて、適切な比率で投資しましょう。
 この話の続きは、当サイト内、REITのリスクを学ぼうに、書いておきました。

注意点その3--高リスク--上下にアップダウンする相場

 現在の、リートは、株式に比べてもよりリスクの高い商品になっている可能性があります。
 2007年3月1日の世界同時株安以降、株よりもREITの方が激しく下落してました。
 短期的にREIT市場が過熱的になっていたために、世界同時株安のような冷や水を浴びせられる局面ではREITが一般株式よりも急落しやすい傾向が見られました。今後も、荒っぽい値動きと為ることは間違いなさそうです。

注意点その4--為替の影響を受けること

 (海外債券や海外株式を持つファンドにおいても共通していえることですが)こうした投資信託は、ドル建て・ユーロ建て・オーストラリアドル建てなど、投資対象先の通貨異なる財産をひとまとめにして保有することになります。その為、買うときも、それらをひっくるめて買うことになるし、売るときもそれらをひっくるめて売ることになります。
 たとえば、あなたがファンドを2015年まで持ち続けたとして、その時に1ユーロ170円、1ドル100円のような為替になっていたとします。
 このとき、よく言えば、いろいろな国の財産に分散していたためリスクが低く収まったといえるかもしれません。
 しかし、その欠点として、途中でヨーロッパ関係のREITだけ売ってしまったり、アメリカ関係のREITだけ買い増したりすることができないのです。
こうした欠点を避けるためには「アメリカREIT」「欧州REIT」「オーストリアREIT」のように別々に買うのが一つの手となります。その場合、証券会社が別々になって、各国REITを一括して「詰め合わせ」しているファンドに比べると、もちろん面倒くさいことになります。しかし5年以上の所有を年頭にしている方で、各国の為替状況を見ながら、年によって、「今年はどの国のREITのファンドを買うか」を考えながら、すこしずつポートフォリオ設計をするのもいいかと思います。(ただしその場合、結果として、各国を「詰め合わせ」しているファンドに比べて、よい成績を上げられるかどうかは、自分次第になってきます。)


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07/08/14
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